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三輪素麺(みわそうめん)は、素麺の発祥で歴史のある食べ物

みなさん「素麺(そうめん)」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?テレビから流れるCMのイメージから兵庫県の「揖保乃糸」を思い浮かべる方も多いかもしれません。他にも秋田県の「稲庭うどん」や徳島県の「半田素麺」も有名です。

では「三輪素麺(みわそうめん)」をご存知でしょうか?

実は、そうめんは、私共が製造している奈良県桜井市の三輪地方で生まれた手延べそうめんが、素麺の発祥だといわれています。驚かれる方も多いかもしれませんが、三輪素麺(みわそうめん)は、鎌倉時代から受け継がれている伝統の食べ物であることがわかっています。

なぜ、素麺発祥の地がここ、奈良県桜井市なのかというと、古都奈良と深い関わりがあります。

伝説では、日本最古の神社である三輪山の大神神社(おおみわじんじゃ)で、ご神孫、大田田根子(おおたたねこ)の子孫で、大神朝臣狭井久佐(おおみわのあそんさいくさ)の次男穀主(たねぬし)が飢饉と疫病に苦しむ民の救済を祈願したところ、神の啓示を賜り、保存食として家々がそうめんを作ったそうです。

また、桜井市にある「檜原神社」は、現在の伊勢神宮に天照大御神がたどり着く前に一時的に鎮座していた「元伊勢」であり、お伊勢参りにやってきた人が、三輪地方の家々に吊るされて作られたそうめんを見て、全国各地で皆がそうめんを作り、製法を広めていったといわれています。

そうめんは非常に歴史のある食べ物なのです。

三輪素麺みなみでは、この歴史ある三輪素麺(みわそうめん)の伝統を受け継ぎながら、1本1本心を込めてそうめん作りを行っております。通信販売も行っておりますので、歴史の味を是非お楽しみください。

2019.03.20

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