美味しさの秘密

そうめん発祥の地、「三輪」より
手間隙かけた、本物の味を伝えたい・・・
風土・素材・作り手・設備・管理、この五条件からできる美味しいそうめん。

素朴ゆえに職人の感と技が必要とされる中、昔ながらの製法に近代的な技術や
設備を取り入れ、日々製造しております。

みなみでは全国の皆様に手間隙かけた「美味しい安全なそうめんをお届けしたい」

その一念で、今に満足することなく、こだわり続けていきたいと考えております。

そうめん発祥の地、「三輪」イメージ画像

三輪素麺みなみのこだわり

素材

素麺の原料は、小麦粉・塩・水・少量の食用油です。
たったこれだけのシンプルな素材からできた自然食品は、常に安心してお召し上がりいただける最適な素材選びが必須です。
特に原料の小麦粉は美味しさの半分以上を占めるであろうといわれ、重要な選択のポイントです。

当店では、選びぬかれた原料を独自に調合。
麺の個性や美味しさを最大限に引き出せるよう配合しております。

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技術

素麺の製造工程では、一つ一つの行程に於いて人の手作業が必要となり、美味しい素麺が出来上がるまでには、作り手のチームワークと職人の技術が不可欠です。
原料選びや調合、製法だけでは作りだすことができない「奥行のある美味しさ」を感じていただけると自負しております。

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設備

素麺づくりには、機械設備の他に、温度と湿度の管理が欠かせません。
しかし、近年の温暖化現象や予測できない温度変化によって、
昔だったら経験豊富な職人の勘で対応していた場面も、
安定した品質製造を求められる現代では数々の設備が必要となっています。

当店では、昔ながらの製法に加えて最新技術・設備を率先して取り入れ、
常に安定した品質の商品をお届けできるよう努めております。

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品質管理

素麺は、商品が仕上がるまでの期間や麺の細さによって、
もっとも美味しくお召し上がりいただける〝食べごろ〟が異なります。
その為、当店の素麺は、美味しさの条件を満たせない場合、欠品となることがあります。

お客様にはご迷惑をおかけすることもありますが、本当に美味しい素麺をお召し上がりいただくためのこだわりですので、
ご希望の商品が欠品の折には、どうかご理解ください。

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製造工程

三輪そうめんの製造は2日間の工程で行います。
そうめんは天候に左右される部分が大きい為、製造は11月~3月の寒い時期が最も適しています。

小麦粉と塩水だけで練った、片手で持てるくらいの団子。
2日間にわたる工程により、数十回もの圧延・うまし(熟成)・伸ばしを行い、
28時間後には長さを距離にして極細素麺で約600メートル以上にもなるのです。

1日目

三輪そうめんは、早朝から材料となる小麦粉、水、塩を捏ねる作業から始まります。

AM 4:00 捏ね前(捏ね)

麺の出来具合が、ほとんど捏ねで決まると言われるほど大事な工程。
麺作りを行う上で最も重要なのが、最初に調合を行う際の塩加減です。麺の熟成の進み具合、味、麺のコシなどは塩加減が決め手になります。
毎日同じ塩加減にすればいいというものではなく、天候や気温、湿度に合わせて調節しなければいけないため、職人の積み重ねた経験と勘がモノをいいます。

捏ね前(捏ね)画像
AM 5:00 複合(団子踏み)

しっかり捏ねたばらばらの団子を、一つの大きな団子にして粘りがでるまで回し、帯状に切り出します。
団子を捏ねる時も途中で団子の硬さを確認し、必要に応じて塩水の調節を行います。

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AM 6:00 板切り(イタギ)

複合で切り出したばかりの麺帯は生地が厚い為、機械に通して徐々に麺帯の厚みを薄く潰していきます。

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AM 7:00 巻き入れ(順次 油返し・細目・こより)

そうめんにねばりをもたせる為に良質の食用油をぬりながら、棒状にして行きます。
徐々に細く潰していき、麺帯から紐のようにしていきます。
時間をかけ薄く潰すことで麺帯の粘りが強くなり、切れにくい麺帯になっていきます。

巻き入れ(順次 油返し・細目・こより)画像
AM 11:00 掛け巻き(カケバ)

熟成後、よりを掛け二本の棒(管)に8の字に巻き、乾かないように熟成箱に入れ、4時間前後熟成させます。

掛け巻き(カケバ)画像
PM 4:00 小引き

熟成された麺を試し引きし、60cmにゆっくり時間をかけながら伸ばし、翌朝まで熟成箱に15時間前後寝かせます。

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2日目

AM 8:00 門干し(伸ばし・さばき)

熟成箱で一晩寝かせた麺はかじかんで固まっています。寝ている麺を順番に長い箸で分けて起こします。(カケバで8の字にかけられた麺同士がくっつかないように離していきます)分けた麺を「ハタ」といわれる機械につけます。(門干し)

門干し(伸ばし・さばき)画像
AM 11:00 乾燥

当製麺所では、屋内乾燥させております。門干しされた麺は時間をかけて扇風機からの風と温風で徐々に乾燥させます。

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PM 0:00 小割(裁断)

「ハタ」につけられている麺は両端を切り、19cmに裁断していきます。裁断した麺の中には不揃いの麺もある為、職人の目と感覚で取り除きます。最後に不揃いの部分をカッターで切り落とします。

小割(裁断)画像
AM 4:00 結束

出来上がった麺を選別、50gに結束後箱詰めします。

結束画像
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